2025年7月11日(金) ~ 7月29日(火)
営業時間:11:00-19:00 休廊:日月祝
※初日の7月11日(金)は17:00オープンとなります。
※オープニングレセプション:7月11日(金)18:00-20:00
入場無料・予約不要
会場:tagboat 〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町7-1 ザ・パークレックス人形町 1F
tagboatのギャラリーにて、現代アーティスト・榊貴美、長縄拓哉、樋熊あかりによる3人展「Made in Child」を開催いたします。
「Made in Child」というタイトルには、子どもそのものではなく、“子ども的なもの”を内包した深層的な人間性へのまなざしが込められています。無垢さや感受性、未分化な混沌の中に、人間の本質を見出そうとする3名の表現は、それぞれ異なる手法をとりながらも、内面の深い領域に触れています。
榊貴美は、こどもをさまざまな事物や感情を受け止める器のような存在として捉えています。静かな表情の中に謎めいた気配を感じさせる作品は、幼少期の記憶に根ざす曖昧な感覚を刺激し、忘れかけていた「かつての私」を呼び起こします。
長縄拓哉は、Independent Tokyo 2024で審査員特別賞を受賞した現役歯科医師のアーティストです。義歯や口腔をテーマに生命の痕跡を描き出す表現は、「生まれたときから持っていたはずの身体」が、時間とともにどう変化し、どのように記憶に刻まれていくのかを問いかけます。
樋熊あかりは、東京藝術大学油画在学中の注目の若手作家です。子どもの頃に感じた「つくること」への衝動――粘土をこねる、形を与える、空想を膨らませる――といった原初的な感覚が息づいています。そうした遊びのような感覚と、今の視点からの観察や表現力が交わることで、かたちの中にどこか懐かしくも新鮮な気配が立ち上がります。
誰もが持つ“創造の原点”としての「こども性」に光を当て、記憶や感情の源を見つめ直す3人展「Made in Child」をぜひご高覧ください。
ARTIST
榊貴美、長縄拓哉、樋熊あかり
【3人展「Made in Child」一部作品事前販売 抽選ページ】
※お申込み受付開始までしばらくお待ちください。
応募期間:2025年7月1日(火)~7月7日(月)
当選連絡:7月8日(火)
【初日7月11日(金)の販売について】
作品は7月11日(金)17:00~20:00までの間、会場優先販売といたします。
オンライン販売開始:2025年7月11日(金)20:00から
※それぞれの作家ページからご覧くださいませ。
オープニングレセプション
開催日時:2025年7月11日(金)18:00-20:00
会場:tagboat
入場無料・予約不要
どなたでもご参加いただけます。お飲み物をご用意しております。
【トークイベント:18:00-18:30】
新作や制作についてお話していただきます。
アーティストインタビュー樋熊あかり「デフォルメとリアリティの共存」
榊貴美アーティストインタビュー2「こどもだったすべての人へ」
coming soon…
榊貴美 Kimi Sakaki
1983 和歌山県生まれ
2010 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻 卒業
2012 東京造形大学大学院造形研究科造形専攻美術研究領域 修了
自然のみせる美しさや厳しさ、そこに流れる空気や音や時間等の日常。まわりに存在する境界と、寝る前に聞くたくさんの物語。様々なものが呼応して混ざり合った様な感覚を楽しみながら幼少期を過ごす。
「こども」という存在(アイコン)を、様々な事物とともに、表現の器、鏡のような装置として描く。
国内外で展覧会等多数。個人としての作品発表と並行し、2012年にクリエイティブユニットS+N laboratoryを結成。主に参加型アート作品等を展開。2019年には「おにのこ」等を収録した作品集「KIMISAKAKI twinkle」を出版。同時期に佐藤美術館での展覧会開催、きらきらちゃんシリーズのスタート。2023年個展「このくらやみのなかで」よりLittleシリーズを展開。その他、Blindfoldシリーズ、使者たちシリーズ、Love me シリーズ、むかでごっこ等のごっこ遊びシリーズ等、シリーズ展開をおこなう。
長縄拓哉 Takuya Naganawa
1982年愛知県生まれ
2007年東京歯科大学卒業
2012年デンマーク・オーフス大学客員研究員
2024年デジタルハリウッド大学大学院中退
【受賞歴】
2015年IADR(ボストン)ニューロサイエンスアワード
2021年モダンアート展入選
2024年Independent 審査員特別賞(徳光健治賞)
【展示歴】
2021年アートが痛みを減らすっ展(二子玉川蔦屋家電)
2022年にゃんこリーダーとヘルスリテラシー展(銀座創英ギャラリー)
2023年長縄拓哉作品展(そごう横浜)
2024年長縄拓哉個展(松屋銀座)
2025年Takuya Naganawa Art Expo(大阪関西万博Expoホール)
現代美術の特性を応用し、医療や健康に無関心な人々や小児のヘルスリテラシーを向上させ疾病予防をめざす。
著書に、医療介護の現場で役立つベーシックオーラルケア(クインエッセンス出版)、歯科オンライン診療の現在(インターアクション株式会社)など。完売作家2021,2022(アートコレクターズ)。ネクストブレイク作家2021選出(月刊美術)。大阪関西万博ではExpoホールで個展を作品展を開催し、1日で1900名の来場者を記録した。
日本遠隔医療学会 歯科遠隔医療分科会会長、日本口腔顔面痛学会 評議員/診療ガイドライン委員/慢性疼痛診療ガイドライン委員、日本口腔内科学会代議員、厚生労働省教育訓練プログラム開発事業メディカルイノベーション戦略プログラム委員、千葉大学遠隔医療マネジメントプログラム委員など。
樋熊あかり Akari Hikuma
2004年 愛知県生まれ
2023年 東京藝術大学に入学。
自身が社会で感じた感情や感覚を、モチーフの組み合わせによる具象絵画で表現している。
現在、東京藝術大学に在学しながら制作・展示活動を行う。
展示歴
2023年 「一蓮回廊展」 ヒコヒコギャラリー 銀座
2023年 「藝祭 油画有志展」 東京藝術大学美術学部絵画棟5階 509
2023年 international AAIP Exhibition
2024年 「穴展」 GALLERY33
2024年 「藝祭 油画有志展」 東京藝術大学美術学部絵画棟5階 507
UPCOMING 2025.7.11-7.29
CURRENT 2025.6.20-7.8
PAST 2025.5.29-6.17
PAST 2025.5.7-5.24
PAST2023.8.5-8.6
PROJECTS2019/03/15-
PROJECTS2017.8.19-20